Googleは死んだ。ブラックSEOとオリジナル記事

「Googleはパクリ記事とオリジナル記事を区別できるのか?」という話。

※今回もセミナー内容をまとめる為のメモ書きです(笑)
※急いで書いてたら長文になりました(汗)

巷のSEOセミナーやアフィリセミナーなんかに行くと、
「オリジナルコンテンツが重要だ」とか、
「他人の記事をパクってもGoogleはすぐに見破る」
という話を聞くと思います。

結論から言うと、Googleが「オリジナル記事とパクリ記事」を区別できるわけがないです(笑)

これは技術的な問題ではないです。 GoogleのAIがどんなに進歩しても、今後もGoogleが「オリジナルか?コピーか?」を見破るなんて、不可能です。

実際に、今でも色んなジャンルでパクリ記事が堂々と上位表示して、ガンガン稼いでいますよ。

(※SEO歴の長い人なら、パクリ記事でも今でも問題なく稼げるのは理解してると思いますけどね(^^;)

(※ここで言うパクり記事とは、他人の記事を一言一句残らず全てコピペした記事や、「てにをは」の修正、同じ意味の別の単語への言い換え、程度のレベルの記事ではないです。詳細はセミナーではエビデンスを示しながら解説します)

「そんな馬鹿な!GoogleのAIは超優秀だから、パクリ記事なんて一瞬で見破るハズだ!」

と思っている人は「SEOコンサル」と「Google」に搾取されて終わります。

色んな人に「オリジナルっぽい記事」を「無償」で書かせた方が、自分たちの利益になるからそう言ってるだけです。

・真面目にコツコツと「オリジナルっぽい記事」を書くがほとんど稼げない「SEO初心者」
・それをカモにする「SEOコンサル」と「Google」
・何もしなくても上位表示される「大企業」や「権威団体」
・それらを横目に見ながらパクリ記事で荒稼ぎする「ブラックSEOの達人たち」

これが今のSEO業界の構図です。

そもそも、どんなに素晴らしいオリジナル記事を書いても、その構造上、記事の真偽を証明する事はできません。

つまり、SEO初心者は「嘘か本当かよく分からない、真偽の証明が出来ないオリジナルっぽい記事」を真面目にコツコツ書いてるに過ぎません。

※なぜ真偽を証明できないのか?理由については説明が長くなるので、こちらの記事を読んでください。

ここまで、ところどころで「オリジナルっぽい記事」と、「っぽい記事」とあえて表現してきたのには理由があります。

「オリジナル」と「コピー」の差を見分けることなど、誰にも(Googleも)できないので、あえて「オリジナルっぽい記事」と表現しました。

例えば、目の前に真っ赤なリンゴがあったとします。

でも、それは本当にリンゴでしょうか?なぜ、それがリンゴだと断定できるのでしょうか?

「オリジナルのリンゴ」と比較しないと、それがリンゴだと断定できないのでは?

リンゴと凄く良く似た別の果物の可能性もありますよ。オレンジとグレープフルーツだって見た目は似てますから。

「いや、赤くて丸くて硬い果物はリンゴだろ!」と思うかもしれませんが、

どのくらいの「赤さ」「丸さ」「硬さ」であればリンゴと呼べるのか?そもそも、誰がそれを定義したのか?

誰も「オリジナルのリンゴ(=リンゴの定義)」を見たことないし、誰がそれを定義したのか?誰も知りません。

つまり、目の前にある赤いリンゴは、リンゴじゃなくて「リンゴっぽいもの」です。

これと同じ理屈で、地球上に山とか森とか川とか人間なんて存在しません。

「オリジナルの山」
「オリジナルの森」
「オリジナルの川」
「オリジナルの人間」

‥なんて、見たことないですよね。

あるのは「山っぽいもの」とか「人間っぽいもの」だけです。

「これはリンゴだ!」と断定したければ、「オリジナルのリンゴ(=リンゴの定義)」と比較する必要があるからです。

もし仮に「リンゴの定義(=オリジナルのリンゴ)」があったとして、誰がそれを定義したのか?そして定義した彼は何者なのか?なぜそんな世界の公理を定義できるのか?

でも、「オリジナルのリンゴ」なんて、現実の世界にはどこにもないです。

これと同じように「オリジナル記事」など、どこにも存在しません。あるのは、「オリジナルっぽい記事」だけです。

そもそも、記事は「言葉」で構成されていて、「言葉」そのものが(その言葉を作った本人はすでに死んでるでしょうが)誰かが作ったもので、そのコピーを使って記事を書いてますから、そもそもオリジナル記事なわけないです。

それでも、百万歩譲って「オリジナル記事」が存在したとしても、その真偽を証明することなどできません(※理由はこちらの記事を読んでください)

つまり、SEO初心者は「嘘か本当かよく分からない、真偽の証明が出来ないオリジナルっぽい記事」を真面目にコツコツ書いてるだけ。

それに、Googleができるのは、便宜上(つまりテキトーな基準で)「これがオリジナルだ!」と決めつける事だけ。

だから、Googleの「テキトーな基準」を把握したブラックSEOの達人たちが作ったパクリ記事が、「オリジナル記事」とGoogleに判定されて、今でも堂々と上位表示して、稼いでいるわけです。今後もこの流れは変わりません。

「オリジナル記事を書こう」とか「ユーザー目線で考えよう」とか、真面目な人ほど騙されやすいので、本当に注意してください。

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